虫むし日記② byアリコ

アリコの手に乗っかった、クロマルハナバチ。

ツツジの回りでウロウロしていたのを捕獲しました。

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後ろ足には花粉がだまだまになったものがくっついていて、背中は毛むくじゃら。

全体的にコロコロしていて、もっさい雰囲気のハチさんです。

性格もと~ってもおっとりしていて、獰猛でシャープなスズメバチと同じハチとは思えない・・・。

しばらく手に乗っけて観察していましたが、ウロウロした挙句、固まってしまいました(逃げなくていいのか!)。

動物が攻撃してくる時、そこにはちゃんとした理由があります。

大半は、自分の身に危険が迫っている時や家族を守る時。

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▲スズメバチにそっくりなカミキリムシ。みんなスズメバチだと勘違いして襲わない。

動物達は長い年月をかけて、自分の身を守る武器を進化させてきました。

鋭い針や牙、相手を弱らせる毒や、くっさい臭い、早い逃げ足、カモフラージュなどなど。

逆に、危険がなければ、あえてその武器を使おうとはしないわけです。

こちらがむやみに怖がらず、相手にも怖がらせなければ、仲良く暮らせるのにな。

by アリコ