9/18(日) ヤマネの森プロジェクト ~ヤマネの森で調べてみよう!~

ヤマネの森プロジェクト第2回!
今回の活動では、名栗の森でヤマネの好きな木があるか調べに出発です!
 

ヤマネは普段木の上で生活をしている動物だと言われています。
そのため、ヤマネが生きていく為には森や木が必要です!森の中にはさまざまな種類の木がはえていますが、はたして名栗の森の中にヤマネが好きだと言われている樹種ははえているのか?調べてみます。

ヤマネが好む木として「ヤマブドウ」「サルナシ」「アケビ」の3種類をターゲットにしました。
まず準備として、室内でヤマネが好きな3種類の木の特徴を確認し、実際の森の中でも見つけられるよう予習をします。
ヤマネにとって森の木ってどんな存在か?思いつくことをどんどん出していきました。
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今回のターゲットの植物の確認をしたらいよいよ霧と雨の森へ!

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ツル植物を見つけたら近づいてターゲットかどうか調べます!
名栗の森の中でツル植物が生えている場所は限られていて、生えている場所では一カ所に何種類もの木が生えており一つ一つ見ていくと大変です!

ターゲット以外にも「これはヤマネが使うんじゃないか?」という怪しい木や実などを探しながら森を歩きました。
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「この中の種はどうなってるんだろう…」

1時間ほど森を歩き、今回の調査ではターゲットのうち「サルナシ」と「アケビ」の木を見つけることができました!
「サルナシ」は実をつけている様子も観察できました、キウィフルーツの親戚ということで、見た目もそっくりです。
「アケビ」はとても小さい木を何個も見かけました。これから大きくなったらヤマネたちが使うかも!?
そして今回の調査では見つけられなかった「ヤマブドウ」の木、よーく似たブドウの仲間の木は見つけることができましたが、残念ながら実をつけていませんでした。
他にも「この実はヤマネが食べそうだ!」という木も何個か見つけることができました。食べもの以外にも、巣の材料に使う木を見たり以前ヤマネが利用していた木を見たりと名栗の森の中の木はいろいろヤマネと繋がりがありそうです。

それぞれの木のことをよーく見てよーく調べてみると、いろいろな暮らしや木の作戦などが見えてきます。そこからヤマネをはじめとした森の動物たちとの繋がりも少しだけ見えてきます。
今回はヤマネを通じて森の木を見てみました、これがヤマネの部分が「ネズミ」だったり「サル」だったり「クマ」だったりすると、またその木が違って見えてくるかもしれません。ぜひ、動物を通して木を見て、木を通して動物を見てみてください。

次回のヤマネの森プロジェクトは1月29日(日)!冬の名栗の森でヤマネの冬眠について迫ります!
また、11月26日(土)~11月27日(日)には名栗の森に住む野生動物について学ぶ「野生動物おっかけキャンプ」もあります。みなさんのご参加をお待ちしています。
(なおき)


 

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