昨夜のキャンプファイアで盛り上がったおかげか、初日の夜よりも冷え込んだにも関わらず子どもたちはぐっすり眠っていました。
なかなか起きない子もいますが、周りのみんなで協力しながら起こして、三日間使った寝袋も畳んでキャンプ場まで片付けに行きました。
今日の朝ご飯は、みんなで握るおにぎり!
キャンプの仲間には1年生~6年生まで幅広い年齢の子がいるので、ソフトボールくらいの大きさからピンポン玉より大きいくらいまで様々大きさのおにぎりが出来上がりました。
その後は、身近なアルミ缶を使ったクラフト「空き缶ランプ作り」に挑戦!
ランプの芯はティッシュとアルミホイルと、これまた身近な材料を使います。
もし災害があって電気が止まっても、これを覚えれば家にある物で小さな灯りをつけることができます。
三日間過ごした段ボールハウスもいよいよお片付け、名残惜しいような気もします。
しかし!子どもたちは壊す時にはとっても元気!あっという間にプレイホールに広がっていた段ボールハウスたちが姿を消していつもの姿へと戻っていきました。
ただ壊すだけでなく、みんなで力をあわせて段ボールをまとめたり、ゴミを拾ったりしながら二泊過ごしたプレイホールを綺麗にしました。
そして、綺麗になったプレイホールで思いっきり遊びます。
今回のキャンプでは、「サバイバル」というテーマの下子ども達は様々な体験にチャレンジをしました。
普段なかなか出来ない一つ一つの体験もそうですが、二泊三日のキャンプを初めての仲間たちと協力しながら過ごす、というのもが災害時に一番大切な要素ではないかと思っています。
子どもたちも、キャンプが始まったばかりの頃は他の子に話しかけるのもちょっとたどたどしかったのに、あっという間に友達になり、そして体験を通じて仲間へとなっていきました。そんな子どもたちの姿に災害を生き抜く「サバイバル」の力が少し芽生えを感じることのできる二泊三日のキャンプでした。
(なおき)