まずは棚田に干しておいた稲を運んで、昔ながらの足踏み式脱穀機で
	稲を「お米」と「わら」に分けます。
	エンジン式の機械を使えばあっという間にできるのですが、
	一束づつ、足でペダルを踏んで脱穀機を回しながら
	稲を脱穀機にあてて脱穀していきました。
	最初はみんなたどたどしい手つきでやっていましたが、中には十回以上も脱穀をする子もいて、
	最後にはとても慣れた手つきになっていました。
	また割りばしを使ってお米をはさんで飛ばす「割りばし脱穀」も合わせて行いました。
	こちらは小さい子でも簡単にできますが、一度に一本づつののんびりとした作業です。
	そして脱穀が終わった後のお米を中身の詰まった重いものと中身のない「しいな」とに分ける
	選別作業も、「唐箕(とうみ)」という機械を使って体験してもらいました。
	お昼休憩の後は、お米を取ったわらを使ってハロウィンリースやお正月しめ飾り、ミニほうき
	などのわら細工作りを行いました。
	子どもだけでなく大人も夢中になって作っていました。
	わら細工や縄の材料だけでなく、
	自宅の庭の肥料とするために持って帰った人もいましたし、わらは本当にいろんなことに使えます。
	脱穀とわら細工で、昔の人の暮らしを少し感じることができたのではないでしょうか?
	次回はいよいよ最後の収穫祭です!
	(まきまき)